2016年3月31日木曜日

4/1より「障害者差別解消法」が施行されます

平成25年6月に制定された「障害を理由とする差別の解消の促進に関する法律」(障害者差別解消法)が、今年4月1日より施行されます。(明日からですね!) 

この法律では、行政機関や民間事業者に対して、
○不当な差別的取り扱いの禁止 
○合理的配慮の提供
を義務づけると定められています。

ここでいう「障害者」の対象には、「発達障がいのある者」も含まれます。
障害者差別解消法(広報しずおか)
広報しずおか掲載の記事













この法律は、教育、医療、公共交通、行政の活動など幅広い分野を対象とする法律なので、当然、教育や保育の現場である学校・園においても、障がいをもつ子どもたち一人ひとりが安心安全に教育(保育)を受けられるために「合理的配慮」を行わなければならないということになるわけです。

とはいえ、現行システムを急に変えるというのはとても大変なこと。
まずは家庭と学校が子どもの困りや思いを共有・理解し、協力し合いながら、教育環境を整えていくことが大切です。(法律だからと一方的に非難をしシステム変更を要求するのではなく、一緒に現状改善に向けて検討協力していくという姿勢が必要になるかと思います^^)

そういった意味で、
“教育現場や社会と協力・理解し合える関係を築いていく新しい未来づくりスタートの年”
になるとよいな~と思っています!

※教育現場における「合理的配慮」の実践事例については、文部科学省の「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」において取り組まれている実践事例データベースにて検索・参照することができます。(下記アドレスをクリックすると別ウィンドウでサイトが開きます)
http://inclusive.nise.go.jp/


また、内閣府において、この法律の概要やポイントをまとめたリーフレットが作成されています。
この法律理解の参考にしていただければと思います。
(ダウンロードは、内閣府のサイトhttp://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html からできます)
障害者差別解消法リーフレット(内閣府)
内閣府リーフレット表紙
障害者差別解消法リーフレット(内閣府)
内閣府リーフレットP2-3 

障害者差別解消法リーフレット(内閣府)
内閣府リーフレットP4-5
障害者差別解消法リーフレット(内閣府)
内閣府リーフレットP6-7
障害者差別解消法リーフレット(内閣府)
内閣府リーフレット裏表紙

2016年3月24日木曜日

伊田先生ご紹介参考図書

伊田勝憲先生の講演会でご紹介のあった参考図書をまとめました。
講演会に参加されなかった方もご参考にどうぞ♪
※本をクリックするとAmazonサイトへジャンプします。


2016年3月23日水曜日

虹たま講座終了★ありがとうございました!!

3/19(土)そぼ降る雨の中の開催となりましたが、たくさんの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
午前の伊田勝憲先生講演会は、93名(スタッフ含む)で満員御礼!!
午後の交流会にも伊田先生を含め29名(スタッフ含む)にご参加いただき、親同士交流をはかることができました。

自己紹介がそのまま講演内容になるという今までにない斬新なスタイルの講演でしたが、幼少期より凸凹が大きく、不登校・引きこもり経験を経てきた伊田先生だからこそ親たちの胸に響く“何か”を感じられる、講師と客席との距離がとても近い講演会になったと思います。

・不適応(問題行動)は「不適応な環境への適応」である

・「やりたいこと」と「やらなければならないこと」の折り合い

・不登校も復帰も、多くは「偶然」の積み重なりから発生

・「第三の居場所」、「インフォーマル集団・理解者」の存在の重要性

・勤勉性UPにはネガティブ(劣等感)も必要 「ブルーになろうぜ」

などなど、いろいろなキーワードが出てきましたね^^

負の経験をつらいだけにせず、その負の経験を生かしてプラスの経験へと昇華させる「偶然を生かす考え方」は、まさしく私たち虹色たまごも謳っている「見方が変われば世界が変わる」という生き方そのものだなぁと。

そしてそういった意味で、伊田先生は見方を変えにくい興味の偏った凸凹さんであるのに、自分のやりたいことも殺さず、でも社会との折り合いどころを自分の興味や楽しみを通じて見つけながら、自分にあった社会をみつけ、偶然を生かし、見方を変え、負の経験を武器に変え、社会貢献できる人間として成長しながら今日まで歩んで来られたんだなぁと、とても感慨深かったです。今だから笑える面白い過去のエピソードも、まさに伊田先生の9歳の壁から青年期への階段の一段一段を形成していたのだなぁ、その葛藤や不安、劣等感があったからこそ、今の伊田先生が生まれたのだなぁ、と思うのです。

汗だくになりながら自分の過去を全部さらけ出して人の役に立てようとされている姿、緊張や不安、欠点を隠さず話して下さる姿(好きなことの話で暴走する姿も^^)、講演会後の昼休憩の時間も保護者や支援者さんの質問やお話を丁寧に受け止め対応をして下さる姿、交流会に参加し保護者の生の声や困り感を知ることができて本当によかったと言って下さる姿、そんな伊田先生のありのままの姿、ばか正直な姿は、スタッフの心に安心と信頼感を与えてくれるのでした。そして、今つまづいている子どもたちの未来(希望)の光みたいなものを感じさせていただきました。
伊田先生、ありがとうございました!!!
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また当日は、急遽、静岡新聞さんの取材が入りまして、講演会のことを記事にしていただきました。
静岡新聞さん、ありがとうございました!

※記事では「発達遅延」という言葉で記載されていますが、「発達凸凹」「発達障がい」として読み替えてお読みいただければと思います。

虹色たまごや発達障がいについてもっと理解したい、日頃の活動も知りたいということで、また静岡新聞さんから座談会取材のお話をいただいています。社会の理解を広めるという点で、メディアの方に理解者になっていただけることはとてもありがたいことだと思います。今後ともよろしくお願いします。
2016.3.22の静岡新聞朝刊に掲載




































ちなみに、アンケートで多くの皆さまから「もっと伊田先生の講演を聞きたい!」「先生が話したりなかった部分をぜひ次の講演で!」と第2弾のご要望を頂いています。スタッフも同感です。

2016年度の講演会もイダカツ先生にお願いしたいと思っていますので、どうぞお楽しみに☆彡

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最後になりましたが、今回の講演会開催にあたり、スタッフと一緒になってチラシ配布や口コミPRをしてくださった会員さん、支援者の皆様、医療・教育・福祉・行政機関の皆様、本当にありがとうございました!

また、毎年お手伝いスタッフとして前日準備や当日のお手伝いを担ってくれる会員のIさん、Nさん、いつもありがとう!

これからも細く長く活動していきたいと思っていますので、「虹色たまご」を今後ともどうぞよろしくお願いします!
虹たま代表 鈴木より

2016年3月15日火曜日

4/2-8「発達障害啓発週間」県内情報


毎年4/2-8は、「発達障害啓発週間」ですその中でも4/2は、「世界自閉症啓発デー」です。
「世界自閉症啓発デー」は、自閉症及びそのご家族の方が安心して生活できる社会になることを願って、国連総会で決議されました。
世界各地で様々な取り組みが行われており、日本国内でも4月2日~8日を「発達障害啓発週間」と定めて、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動が毎年行われます。

●世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイト
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php

●政府インターネットテレビ 「自閉症を知ってください」


静岡でも、下記のようなイベントや講演会などが開催されます。

■3/26<「NHKハートフォーラムin藤枝」講演会・パネルディスカッション藤枝市子ども家庭相談センター・NHK

■4/2<第14回「子どものこころの発達研究」講演会>浜松医科大学子どものこころの発達研究センター
http://www2.hama-med.ac.jp/w1b/psy/160402ippankouenkai.pdf

■4/10<「世界自閉症啓発デー2016・静岡」講演会・シンポジウム静岡県自閉症協会
http://www.ei-21.com/asj-shizuoka/annai/20160410/

■4/16<DVD上映会 「自閉症の人が見ている世界」>静岡市発達障害者支援センターきらり
http://www.shssc.jp/pdf/280416.pdf


■<ライト・イット・アップ・ブルー(LIUB)キャンペーン>
ブルーをテーマカラーとして、世界中の想いをつなぎ、様々なランドマークがブルーにライトアップされます。静岡では、下記の場所でブルーのライトアップがされるそうです^^
〇沼津港大型展望水門「びゅうお」(沼津市4月2日~
〇エスパルスドリームプラザ観覧車(静岡市清水区)4月2日
〇掛川城(掛川市)4月2日~4月8日

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まずは「理解(知ること)」から~ですね。
こういった情報を押しつけない形で拡散していただけると嬉しいです♪

講演会の受付を終了いたしました!

3/19開催の虹色たまご講演会につきましては、既に満員御礼でありますが、
キャンセル待ちにつきましても受付終了とさせていただきました。

大変たくさんの皆様からご応募をいただきまして、ありがとうございました!!!


<午後の交流会だけでも参加したい方へ>
午前の講演会が受付終了となりましたが、どうしても午後の交流会だけでも参加したいという保護者の方は、ご連絡ください。
※その場合は、交流会参加費300円をいただきますのでご了承ください。

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こうやって、毎年毎年、保護者と支援者、教育関係者たちが繋がり、その繋がりや連携が強くなり、ひろがり、、いつの日かみんなが暮らしやすい社会、みんなが大切にされる世界へと進歩していけるといいなと思っています。

気は早いですが、来年度は一昨年度同様、ホールでの開催を検討していきたいと思います^^

では、当日皆さんにお会いできますことを楽しみにしています☆彡

虹色たまごスタッフ一同


2016年3月11日金曜日

3/19講演会の留意事項

3/19の虹たま講演会参加者への留意事項をお知らせします。
メールでもお知らせいたしますが、参加者の方は参加前に必ず一読いただきますようお願いいたします。
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当日の受付時間について
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当日の受付開始時間は、9:00~です。
返信メールでお伝えしてあります受付番号を受付時に確認いたします。
※講演会開演は9時30分からです。開演に間に合うよう受付をお願いいたします。

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交通手段について
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ご来場の際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
アイセル21には駐車場がございますが、数に限りがあるため、すぐに満車になることが予想されます。アイセルの駐車場が満車の場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

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会場内の注意事項
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○講演会、交流会において、無断で動画撮影、音声録音、カメラ撮影を行うことはできません。

○会場内ではスマホや携帯をマナーモードに設定していただきますようお願いします。

○スタッフが講演会、交流会の様子を活動記録用に撮影録音させていただきます。個人が特定できないよう配慮させていただく形で虹色たまごの広報活動に使用させていただく場合がございますのでご了承ください。どうしても支障がある場合は、スタッフにお声掛けください。

○講演会においては、人目が気になるお子さん、人混みが苦手なお子さんのために、奥側出入り口付近に目隠しスペースをご用意する予定です。

○午後の交流会においては、お子さんや家族がお待ちいただける休憩用&体調不良や落ち着かなくなったときの避難用として、同じ4Fフロアに別室(44集会室)をご用意してあります。ご利用の際は、スタッフにお声掛けください。

○当日は、発達凸凹の大きいお子さん連れご家族も参加されます。スタッフも子連れで活動する場合がございます。初めての場所が苦手なお子さん、臨機応変に場面に応じた行動をとることが難しいお子さんもいらっしゃいますので、ハプニングやお部屋の出入りもあるかと思いますが、温かい目で見守っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

○昼食等のご飲食につきましては、4階会場(研修室)又は2階団体活動室をご利用いただけます。ごみは基本個人でお持ち帰りください。

ご協力をお願いいたしますm(__)m

2016年3月10日木曜日

再び満員御礼!!キャンセル待ち受付開始!

3/19の虹たま講演会につきましては、先日定員を増やしましたが、それもすぐに満席となり、

まだ締め切り日前ですが、満員御礼となりました!!!

お申込み、ありがとうございました!!!


<講演会86名、交流会33名>

※この後、キャンセル待ちの受付を開始いたします!
講演会前日までにキャンセルが出た場合に、キャンセル待ち1番の方からご案内をしていきます。
キャンセル待ちで構わない方は、メールにてご応募ください。

当日、皆様にお会いできますことを楽しみにしております☆彡

虹色たまごスタッフ一同




2016年3月8日火曜日

満員御礼!追加募集のお知らせ!

3/8現在の応募状況は下記のとおりです。

<講演会80名、交流会26名>
ということで、講演会は満席となりました!
たくさんの皆さまにお申込みをいただき、ありがとうございます。

しかし、まだご検討中の方もいらっしゃるようですので、若干数ではありますが、急遽、講演会定員を増やすこととなりました。
ということで、6名追加募集いたします!
一人でも多くの方にIDAKATSU先生の講演を聴いていただきたい、、スタッフ一同そう願っています^^

まだ間に合いますので、参加希望の方はお早めにご応募ください!!!
追加募集分が埋まりましたら、キャンセル待ちの受付を開始する予定です。

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当日の受付時間について
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当日の受付開始時間は、9:00です。
返信メールでお伝えしてあります受付番号を受付時に確認いたします。
※講演会開演は9時30分からです。開演に間に合うよう受付をお願いいたします。

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交通手段について
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ご来場の際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
アイセル21には駐車場がございますが、数に限りがあるため、すぐに満車になることが予想されます。アイセルの駐車場が満車の場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

ご協力をお願いいたしますm(__)m

2016年3月7日月曜日

講演会お申し込み状況の速報3

3/7朝の時点での応募状況は下記のとおりです。

<講演会75名、交流会23名>

締め切りまでまだ1週間ございますが、講演会の方は残り枠わずかとなりました!
参加希望の方はお早めにご応募ください!!!

また、午後に開催される交流会は、3月の虹たま座談会を兼ねています。
参加希望の会員さんは午後の交流会へお申し込みくださいね。
※通常の座談会は会員のみですが、3/19の交流会は会員以外の方にもご参加いただけます。

では、今日も素敵な一日を☆彡



2016年3月3日木曜日

講演会お申込み状況の速報2


3/3現在の応募状況は下記のとおりです。
<講演会65名、交流会19名>

講演会につきましては、まだ開催まで2週間以上ございますが、すでに残り枠が少なくなっております。参加をご検討の方はお早めにご応募ください。
また、午後に開催される交流会は、今月の虹たま座談会を兼ねています。座談会参加希望者は午後の交流会へお申し込みくださいね。

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講演会では“自らも不登校・ひきこもり経験をもつ心理学者”として静岡大学で専門研究や教員養成教育に尽力されているIDAKATSU先生こと伊田勝憲先生をお招きし、特に子どもたちがつまづきやすい「9歳の壁から青年期への階段」をどのように捉え、どのように見守り、
支援していけるのかを専門家の視点・当事者の視点からお話しいただきます。

 【講演会テーマ】
『じつは「不適応」も「適応」なんです!』
【開催日時】
H28年3月19日(土)
【午前】
伊田 勝憲先生講演会 9:30〜11:45
場 所 : アイセル21 4F 研修室
対 象 : どなたでも(小学校高学年以上)
定 員 : 80名(申込み先着順)
参加費 : 1000円(高校生以下無料)

【午後】
交流会 13:00〜15:00
場 所 : アイセル21  4F 研修室
対 象 : 気になる子をもつ親
定 員 : 50名(申込み先着順)
内 容 : ひとりで悩まず、親同士のネットワークをつくろう
参加費 : 無料

------応募方法-----
3月14日(月)までに、メールにてご応募ください nijiirotamagomam@gmail.com
件名に「講演会応募」と必ず明記し、必要事項をご記入頂き、ご応募ください。

【 件名:講演会応募 】
(1)参加講座(午前のみ • 全日)
(2)参加者(氏名、TEL ※緊急連絡先)
(3)気になるお子様の学年(小学5年など)
(4)参加立場(支援者•保護者•一般•学生など)

お問い合わせ→ nijiirotamagomam@gmail.com