2016年5月5日木曜日

子どもの紙コップタワー遊びの会

先日、スタッフの子どもやその友達を集めて紙コップタワー遊びの会をやりました^^

プロの建築家の方が建築の基礎とともに教えてくれて、それをベースにそれぞれ思い思いに紙コップを積んでいきます。

子どもたちは幼児から高校生までと幅広いので、どうなるかしらと思いましたが、年齢関係なく、みな一人ひとり個性的な積み方、大きさ、形で素敵な作品を作っていました。

黙々と一人で作っていく子、友達同士で1つの作品をつくる子、一人で作っていたけれど隣の子の作品と合体していく子、テーマやストーリーが生まれる子、崩れて悲しくなってしまう子、くやしがる子、風を気にしエアコンOFFで汗びっしょりになりながら積んでいる子、いろいろな感情いろいろな楽しみ方が見られました。また、最初戸惑っていた子どもも意味やコツがわかるとぐぐぐっと集中して自分の世界を楽しんでいました。

紙コップタワー遊びの会の様子1
紙コップタワー遊びの会の様子2

聞いたところ、積み方が上手いと崩す時に、重心の要になっていると思われる1つの紙コップを引き抜くと、パラパラパラパラ・・・と砂の城が崩れていくように芸術的な崩れ方をするそうで、作り上げることをゴールにするのではなく、美しく崩すことを目指すというのも面白い視点だなと思いました。

そして、異年齢の大勢の子どもが集まることで、年上の子どもたちが自然と分からない子や幼い子どもの面倒をみたり、促したり、アドバイスをしたり、よき時代の子ども集団っぽい様子も自然発生的に見られ、素敵だなと感じました。凸凹の子どもに限らず、学校というフォーマルな場以外でこういった人間関係や遊びを体験できる機会が減っている現代っ子たち、こんな楽しい形で学校以外の社会や集団と触れ合う機会がもっとあるといいなと思っています。

子どもたちにも好評だったので、今度は会員さんのお子さんたちへも声をかけての開催をまた検討したいなと考えています。お楽しみに^^


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